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チリツモ【中世ヨーロッパ情報館】

"chiritsumo” 管理人チリが、中世ヨーロッパにまつわる情報を紹介していきます。

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カール・マルテル

え~、数日後に試験なので、また更新がストップします。


<カール・マルテル>

ピピン2世の後を継ぎ、フランク王国の実権を手にしたのがカール・マルテルでした。彼はピピン2世と側室の間の子であったため、宮宰職の継承が円滑には進みませんでした。このために発生した中央権力低下の時期を利用して、ネウストラリアが新たに宮宰を立てて反旗を翻し、アキテーヌの統治者もこの動きに同調しました。アラマン族などの従属部族も王国の統治から脱し、東部辺境ではフリーセン族やザクセン族が反フランクの動きを展開します。

カール・マルテルの最初の仕事は、王国の支配権を確実なものにすることでした。カールの軍団は各地を転戦し、多くの勝利を治めました。この結果、ネウストリアやアキテーヌ、アラマン族などは再び王国に服従することになり、王国外の部族も、従属部族国家として服属させられました。

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